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実験農家

実験農家

実験農家

実験農家

 実験農家は、雪調が遺した特徴的な業績の一つである。
 それは、①屋根雪の処理に要する作業から解放されることができれば、②その浮いた労力を、国鉄の除雪雇いなどの賃金労働に充てることができ、小作農家でも家計収支のやり繰りが成り立つのではないか、との仮説に立って取り組んだ検証実験である。
 その実験用に家屋(急勾配トタン葺き、高床)を建築し、標準的構成の家族(夫婦と子ども3人)に住まわせて研究が進められた。結果、仮説は検証されたというものである。
 この家屋の設計は、今和次郎によるものである。

今和次郎

今和次郎

今和次郎

弘前市生まれ(1888~1973)。
考現学の提唱者。
積雪地方農村経済調査所の庁舎や実験農家を設計。
雪国の住宅改善や民家研究で知られる。

 トンガリ屋根の庁舎は、建築学者、今和次郎のデザインによるもので、雪下ろしの必要が無い急勾配の屋根は、当時、画期的なものであった。
 今教授設計の雪調庁舎は、現在雪の里情報館の展示室として保存活用されています。今教授が手掛けた建物で現存しているのは雪の里情報館と福島県にある大越娯楽場の2つだけといわれている。

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